やはり不安が高い患者さんだと薬物療法単体では限界があるそうで。そこで,認知行動療法を用いて何とかならないかというのがテーマのひとつであります。
不安が高いと,夜ベッドに横になったとたんに色々な心配が押し寄せてきます。まるでスイッチが入ったように,それまで頭の片隅にはあったかもしれないけれど,あまり思いつめていなかったことが一気に噴き出してくるのです。その点で,夜というのはやはり不安を増長させるらしく(昼間に暗い部屋にいても,この不安は起こらないらしい),「ああ,明日の発表しくじったらどうしよう」とか「今月,お金が厳しいなあ」とか,ベッドの中では解決できない心配がたくさん押し寄せてきます。
こんな状態になると,もう眠れなくなるのは誰でも経験があるかと思います。そこで,薬物療法が用いられるのですが,薬物療法は薬が代謝されてしまうと,不安の低減効果が切れて中途覚醒をしてしまいますよー,という内容でした。
だから認知行動療法の技法を用いて睡眠を改善しよう,というのが僕のテーマのひとつです。
もうひとつはADHDを持つお子さんに対して,睡眠を改善して日中の集中力を高めたり衝動性を低減したりできるかどうかを調べるということが修論のテーマになっています。
ところが,これが難しい問題が山積しておりまして,修論レベルでは終わらないかもという。
博士課程まで行ったりしてー。
この本はかなり参考になります。
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